母親を捨てた私
こんにちは。
気ままに綴ってまいります。よろしくお願いいたします。
少し私自身の事をお話しいたします。
私は父親の3度目の結婚相手(母親)との間に生まれました。なので、異母姉が居ります。
姉と言っても直接その名を呼んだ事もなく、同じ家で暮らした事もありませんでした。
都会に居る叔母が後妻に気を使わずに生活出来るようにと姉を連れて行き、支援を要請し
成績の良い姉は短大へと進学したようです。姉への仕送りもあり、私の実家は裕福ではあり
ませんでした。 『お金が無いと、揉め事が増える。』
度々母親は、小学生の私にそのような事や『もう実家のあった所へ帰りたい』等言って泣い
ていました。
それから年月は経っても母親は何処か幼女の様な所があり、私の方が保護者のような振る舞
いをするようになっていました。が、庇うばかりの保護者もどきの私では、事態の収拾はで
きなかったのです。
当時家庭を持ち1児を授かった私ですが、そこに同居した母親と旦那との間を取り持つ事
に疲れてしまったのです。
その家は新築なのに、なかは複雑な家族構成でした。
結果、その時私は一度母親を捨てているのです、何年も誰も住んでいない私の実家へと。
自分自身に驚きました。私ってこんなふうに冷淡になれるのかと・・・
我が子の為なら母親でも捨てられるのかと。
母親はその時私を責めませんでした。長年の立場の逆転でなのか、その時の状況を察したの
かは分かりませんが私に送られて実家へと戻りました。
保護者もどきをしていた私は、もどきでしかなかったのです。
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